ユネスコスクール

 ユネスコスクールとは、ユネスコ理念を普及・実現することを目的にとして、世界中の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、教員養成系大学で形成されたネットワーク(ASPnet)加盟校のことです。世界182か国で11,500 校以上が加盟して活動しています。2018年10月現在、日本国内では1,116校が加盟しています。このネットワークの活用により、世界中のASPnet加盟校との交流を通じて情報や体験を共有することができます。地球規模の諸問題に若者が対処できるような新しい教育内容や手法の開発、発展を目指しています。
 本校はかねてよりユネスコスクールの登録申請を進めています。これまでの探究活動実績が評価され、国内審査はすでに通過しており、ユネスコ本部(フランス・パリ)への登録申請待ちの状態がしばらく続いています。令和3年5月、文部科学省より、ユネスコスクール登録申請待ちの長期化に伴う措置として、国内審査を通過しユネスコ本部に申請中(又は行う)段階にある学校を「ユネスコスクール・キャンディデート」に位置づけると通知がありました。本校も「ユネスコスクール・キャンディデート」として、ユネスコスクールネットワークへの加入や活動が可能となります。SDGsとも関連し、さらなるESD推進につなげていきます。

[用語説明]
 ○ユネスコ理念:「教育や文化の振興を通じて、戦争の悲劇を繰り返さない」
 ○ASPnet : Associated Schools Project Network
 ○キャンディデート:candidate(一般的な意味は「候補者」「志願者」)
 ○SDGs:Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)
 ○ESD:Education for Sustainable Development(持続可能な開発のための教育)